ホイールの要であるハブ。ベアリングのシステムは大きく分けてカップ&コーンとシールドベアリングの2種類。
どちらば優れてるとかは見方によっていろいろあると思いますが、カップ&コーンの良いところは、メンテナンス次第で長く使えるってことですね。
上の画像はハブをバラした状態。グリスがだいぶ汚れてます。
クリーニングして状態確認。ベアリングの受け部分をチェックして問題なければグリスアップして調整でメンテナンス終了。
今回は、画像以外の部分も問題無く部品交換などはしないで済みました。
カップ&コーンはメンテナンス次第で長く使えるってことは、反対にメンテナンスを怠ると場合によっては修復不能になることもあります。
なので、定期的にメンテナンスすることをおすすめしています。
メンテナンス頻度はどれくらいのスパンですか?って聞かれますが、一概には言えないのですが、おおまかな目安としては、週末のサイクリングで雨の日は乗らないって場合は2年くらい。平日も使ったり雨の日も乗っているなら1年くらいのスパンで考えると、長く使えるのでは?
もちろん走行距離や路面状況、ハブ自体の性能等を加味しなければいけませんので、あくまで目安としてお考えください。
なんにしても、カップ&コーンはメンテナンスしなければならず、めんどくさいと言えばそうなんですが、寿命だけではなくて回転性能も調整次第で変わってくるので面白いと思います。
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