弊店で販売した車両の修理依頼。開店当初に購入していただいているのでもうちょっとで10年といったところでしょうか。
リアハブのフリーボディーに不具合がありそうな症状だったので、ハブのメンテナンスを実施。
グリスが固まって動きが悪くなっていたようなので、クリーニングしてグリスアップで復活しました。
弊店ではハブグリスは大目に注入しているので、それが固まり不調を起こしたのかな?と思うのですが、ベアリング自体はしっかりグリスアップしていたことと調整が適正だったことで部品交換することなく、復活できたともいえます。
回転の軽さだけを考えればグリスは少ないほうが良いのだろうけど、その分メンテナンス頻度を上げないといけません。
弊店はレース屋ではないので、特に指定がなければ耐久性を考えてグリスはたっぷり注入しています。日常使いの場合は特に不具合がないとメンテナンスしないかたが多いのでの昔からこの考えで整備していますが、間違っていなかったのかな、と。
グリスアップだけではなくて調整も含めて、昔の自分によくやったと言ってあげたいですね。
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