サーリーの新作プリアンブル、弊店にも入荷しておりました。 仮想現実からの逃避中の入荷だったので、世間の皆様はこの新作のことはもうご存じのかたも多いことでしょう。
ですが、一応弊店としてのご案内をしてみようかと。
簡単に言えば、ストラグラー的な方向性でクロスチェックのように気軽にといったところでしょうか？
一番の違いはシングルギヤにすることを前提にしていないところですかね。グラベルバイクをシングルギヤで乗りたいって思っているかたには残念でしょうが、それ以外のかたにはさほど影響はないと言ってよいと思います。
タイヤサイズはフレームサイズによって650bと700cの2種類。ここはストラグラーと同じ設計思想ですね。一時期650x47なサイズのグラベルバイクが増えましたが、いまは700cがメインになっている気がします。グラベルバイクも進化をしていてレーシングなスタイルが主流のようで、実際のところ速さを求めればタイヤ外周が大きい700cのほうが圧倒的だということなんでしょう。
でもサーリーは速く走ることを目的にはしていないので、身長にあわせてタイヤサイズを変えることがデメリットと感じてないんでしょうね。ここは意見が分かれるところだろうと思いますが、個人的には650bタイヤの良さも知っているので悪くない割り切りかただと思います。
プリアンブルって名前ですが、意味としては序文とか前置きなんて意味があるそうです。
サーリーの中ではエントリーモデルとの位置づけのようだし、初めてのサーリー（もしくはスポーツバイク）にってことのようです。
実際のところ、弊店にサーリーをお求めにご来店くださるかたのなかにどのモデルかは決まっていないかたも多く、使い方の想定もおぼろげなこともあります。そんな時にはこのプリアンブルはある意味クロスオーバーな使い方もできるので、見た目が気に入るのであればよい選択肢でしょう。
クロスバイク的な日常のアシにも、ロングライドやツーリング、バイクパッキングもそうだし輪行にも程よく対応してくれます。もちろんグラベルバイクとしてもオーケーですしその気になれば里山トレイルのお供にってことも乗り手によっては楽しいかもしれませんね。 裏を返せば、それぞれの専用ってことはないので、ピンポイントでこんな使い方がしたいってかたには他を探したほうが良いかもしれませんね。
弊店、フラットバー仕様の完成車の在庫がありますが、細かいスペックはメーカーのサイトでご確認ください。スペックも大事ですが、乗り手との相性こそが一番肝心なところだと思っていますので、カタログではわからないところは店頭でご相談ください。