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  • 執筆者の写真tomo yamazaki

後ろ乗り

最近のスポーツバイク事情を眺めていると、乗車ポジションに変化があるなと思うところがありまして、そんなことをお客様と話していました。


自転車の性能が上がるとともに最大出力を出しやすいポジションで乗ることを前提に設計されているんだろうなと想像しています。ですが、弊店で販売しているのはクロモリがメインンでスポーツではあってもレースではないので最大出力よりも楽しく乗れる時間が長いほうが良いと思っています。


表題の後ろ乗りとはサドルのポジションのこと。おしりの位置といったほうが正確でしょうか。

昨今はサドルの位置が前よりになっているような気がしてて、そのほうが前足に体重が乗せやすいので、効率的に出力が出せるポジションがとりやすい。ですが、それって常に加速させていこうとするポジションなわけで、休まる暇がない。当然のことながら速く走ることが楽しみだというかたであれば、なんの問題もないのかもしれませんが体力の消耗が早くなるわけで、ヘタレなワタクシには辛いんですよね。


そこで、ワタクシの乗車ポジションはサドルを後ろ目にして乗るようにしています。当然のことながらそのポジションのままなら加速はしにくいわけですが、その分奪われる体力は少なく済みます。なので、ゆるく愉しみたいなら後ろ乗りなポジションをお勧めしてみたりします。

正確には後ろ乗りなポジションをメインにしつつ、状況に応じておしりの位置を動かして体全体をトータルで使えるようにと思いながら乗っているっていうのが、今現在のワタクシの自転車の乗り方です。


たぶんこの考え方はマイナーなんだろうなと思うのですが、ゆるく自転車を楽しんでるかたであれば試してみる価値があると思います。


ちなみになにをもって後ろ乗りなのかって話ですが、もちろん基準となる真ん中のポジションがあってはじめて前乗りとか後ろ乗りとかのポジションがあるわけですが、その辺の話は気が向いたらまた後日。

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