自粛要請が叫ばれる前から、たいして忙しくない弊店ではありますがお仕事いただけております。
その中でもホイール組のご依頼は一定数あるのは有難いかぎり。
クロモリフレーム率の高い弊店ではレーシングな完組ホイールより用途にあわせてバランスのよいホイールを好んだり、さらには派手なロゴもないほうがより好みだというかたも。
そこで、今回はリムのステッカーを剥がしてよりシンプルな佇まいに。
リムのロゴってブランドをアピールする意味も当然あるのですが、つなぎ目を目立たせなくするように配慮していたりもします。
ようはつなぎ目の段差のところにステッカー張って誤魔化すってことですね。
性能的には特に問題はないのですが、せっかくステッカー張るならつなぎ目にってのは作り手側の気持ちを考えれば当然かなと思います。
ですが、このリムはつなぎ目がよくあるピンジョイントではなくて溶接ジョイントなので見た目も綺麗になっているので、元々ステッカーはこの位置には張ってはなかったんですが。
なにが言いたいわけでもないのですが、溶接ジョイントは行程が増える分価格に反映されるわけで、総合的に精度の高いリムに仕上げてあるリムが多いのです。
このリムも精度が高いように感じられてホイール組みがはかどりました。
一見、無印のよくありそうなホイールですが、中身はしっかりしたホイールって渋くてよろしいなと。
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