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  • 執筆者の写真tomo yamazaki

46-30


前回からの続き、FORMOSA Climb Ringsのテストライド。


フレームはリッチーのスイスクロスというシクロクロス用をベースにしたオールロードバイク的な仕様にしてあるのですが、元々のギヤがフロント44-36t リヤが11-28tと前後共にクロスしたギヤレシオなので平地ではベストと思えるギヤ比だったのですが、さすがに登りでは不満があったわけです。


そこで、フロントのチェーンリングサイズを46-30tに変更してどうなるかと


ギヤ比の前に心配だったのは変速性能。フロントの変速はシマノで纏めるのが間違いなくサードパーティー製だとあまり期待できないのが実情。さらに歯数差が16tもある(特に元々は8t差しかなく変速性能に問題なかった)ので、不安もありましたが結果は問題なかったです。作りの精度も高いようですし素材の剛性もしっかりしているようで、安心して使えそうです。

いまのところ一度もチェーン落ちもしてないし。

とはいえ、いままで8t差で使っていたのを16t差に替えたので、アウターギヤからインナーギヤに変速した時の落差が大きく一瞬チェーン落ちしたかと、慣れるまでは感じていました。


インナーが36tから30tへの変更でいままでは登る気にならなかった近場の短い激坂もなんとか登れるギヤ比になったので、当初の思惑どおりになってよりオールロードな仕様になってきたかなと。


ただ、元々のギヤが44-36tにしていたのには理由があって、街中のストップ&ゴーな場面ではリヤのギヤを真ん中にしてフロントギヤの変速でちょうどよくなるようなギヤ比にしていたわけです。

なので、フロントの歯数差が8tなのがキモだったのが16t差になってしまったのは残念なところ。

脚力の無い自分の場合、アウターギヤが46tではなくて42tぐらいだとちょうどよいのかな?なんて思ったりしています。


解決策としてフロント変速するときにリヤも同時に(フロントをインナーに落とす時はリヤをアップ、アウターにする時はリヤをダウンシフト)すればよいので、昔ロードバイクに乗っていた時のような変速をして対応しています。

それでもしっかり変速してくれるのは有難い。


結論は、インナー30tは有難いと思えるひとは試してみる価値あります。

ロードコンポをベースにグラベルバイク組んだけど、ギヤ比が重いと思っている人にお勧めです。

ちなみに対応クランクは、110pcdの5穴と4穴のようです。



P.S 自分のように歯数差がきになるひとは(あまりいないでしょうが)、まずはこのギヤセットを買って在庫を減らしましょう。そのうえでアウターも軽めのギヤが欲しいとリクエストすればきっと次のロットでサイズ展開が増えるのではないでしょうか?自分は42-30tのセットが発売されたらまた買うのでしょうね。




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