シングルのフリーギヤの不調でお預かり。 内部のグリス切れから、ラチェット機構が固着していることがほとんど。 隙間から極圧性の高いオイルをグリス替わりに流し込むと復帰することある。 残念ながら、今回はそれでは復帰せず…。基本この手のフリーギヤは分解修理できるようには考えて作られてはないので、フリーギヤを交換することに。 なので、今回も交換できればよかったんですが、歯数が14tと特殊なサイズ。
通常は16tがミニマムサイズで、14tなんてサイズは国内では流通してないんじゃないでしょうか?少なくとも弊店では取り扱いはないはず。 これで、諦めるとたかだかフリーギヤひとつダメなだけで、廃車になってしまう。
仕方がないので、フリーギヤを分解して直せないものか確認してみたところ、ラチェットの爪の動きを制御するスプリングが折れてました。 通常ならこれで万事休す、廃車ですってことなんですが、せっかくここまでみたのでなんとかならんもんかと、全然形の違うスプリングを無理やり変形させて、なんとか動くように調整できました。 今回はたまたま修理できたけどシングルフリーギヤは内部がダメなら部品交換が必要だと。
ほとんどの人がまったく必要ない情報なのは、承知していますが個人的な備忘録として。
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